AIから使う(MCP)
claude.ai や ChatGPT に cti.li をつないでおくと、日本語で頼むだけで組版ができます。 HTML も CSS も、あなたが書く必要はありません。AIが原稿から紙面を組み、 出来上がった頁を自分の目で見て、はみ出しや崩れを直します。
https://cti.li/mcp
これは MCP(Model Context Protocol)の口です。 つなぐ相手はいわゆるAIアシスタントに限りません。コマンドラインで動く開発用のAIや、 MCPに対応した道具からも同じように使えます。
申し込みも鍵も要りません。下の手順でつなぐだけです。
(このアドレスをブラウザで開くと 405 が返りますが、故障ではありません。
AIが使うための口で、人が読む頁はここです。)
AIへつなぐ
どれもリモートのMCPサーバーとして、転送にStreamable HTTPを選んで登録します。 認証はないので、鍵も利用者名も要りません。
- claude.ai(ブラウザ・デスクトップアプリ)
-
Customize → Connectors と進み、+ から Add custom connector を選んで上のアドレスを入れ、Add を押します。 認証は無いので Advanced settings は触らなくてかまいません。
使うときは、会話の入力欄の + → Connectors で切り替えます。 無料の契約でも1つだけつなげます(Pro・Max・Team・Enterprise は制限なし)。
- ChatGPT(ブラウザ)
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まず Settings → Security and login で Developer mode を入れます。 使えるかどうかは契約と、法人なら管理者の設定によります。
次に ChatGPT Plugins(
chatgpt.com/plugins)を開いて + を押し、 名前と説明を入れます。接続方法は公開の端点を選び、上のアドレスを/mcpまで含めて入れてください。作ると、見つかった道具の一覧が出ます。 - ChatGPT(デスクトップアプリ)
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Settings → MCP servers → Add server と進み、名前を付け、 転送に Streamable HTTP を選んで上のアドレスを入れます。 保存したあと Restart を押すと使えるようになります。
- Claude Code
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claude mcp add --transport http copper-pdf https://cti.li/mcp
- Codex CLI
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codex mcp add copper-pdf --url https://cti.li/mcp
~/.codex/config.tomlに直接書くこともできます。[mcp_servers.copper-pdf] url = "https://cti.li/mcp"
- そのほか、設定ファイルに書く形式の道具
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{ "mcpServers": { "copper-pdf": { "type": "http", "url": "https://cti.li/mcp" } } }
転送は Streamable HTTP です。プロトコルは 2026-07-28・2025-06-18・2025-03-26・2024-11-05 の版に対応しています。
MCP-Protocol-Version を送らない古いクライアントも受け付けます。
何と言えばいいか
用が先で、道具は後です。次のように言えば、AIが必要な道具を選びます。
- 紙面にする
-
「この原稿を A4 で組んで PDF にして」
「新書判・縦組みで、本文は明朝、ノンブルは下の中央に」
「章の頭で改頁して、目次を付けて」 - 出来上がりを見せてもらう
-
「1頁目を見せて」——AIが紙面を画像にして、自分でも確認します。
「見て、崩れているところを直して」と言えば、直しては見て、を繰り返します。 - どこで崩れたのかを調べる
-
「表が頁をまたいだときに見出しが消える。続きの頁にも出して」
「3頁目のどこで行が折れているか教えて」
「この見出しが枠からはみ出している。収まるようにして」 - 作る前に確かめる
-
「この CSS、効くかどうか見て」——対応・非対応をエンジン自身が答えます。
「使える明朝体を挙げて」「縦組みで使える書体は」
「PDF/X で出したい。どの指定が要る?」
通らない頼み方と、その言い換え
この口は公開されているので、踏み台にされない形に絞ってあります。 そのため、素直に言うと断られる頼み方がいくつかあります。言い換えれば通ります。
- 「このURLのページをPDFにして」
-
断られます。cti.li のサーバーは、言われたアドレスを見に行きません。
→ 「このページを読んで、本文だけ抜き出して A4 で組んで」
AI自身にページを読ませてから渡せば通ります。 - 「手元のこのファイルを変換して」
-
断られます。サーバーはあなたの機械のファイルも、自分のファイルも読みません。
→ 「この中身を PDF にして」
AIがファイルを読んで、中身を渡す形になります。 - 画像が出ない
-
文書の中に
<img src="https://…">があっても、サーバーは取りに行きません。
→ 「画像も一緒に渡して」「画像はdata:で埋め込んで」
AIが画像を読み込んで同送すれば出ます。 - 「◯◯に保存して」
-
保存先は指定できません。出来上がった PDF はその場で返り、サーバーには残りません。
→ 保存はAIに頼んでください(「デスクトップに保存して」)。
やりとりの例
あなた: 手元の原稿.md を、新書判・縦組みで組んで PDF にして。
章の頭で改頁、ノンブルは下の中央。
AI : 組みました。3頁目までできています。1頁目を見せますね。
(紙面の画像)
あなた: 見出しが大きすぎて、次の行と重なっている。
AI : 行送りを詰めて組み直しました。重なりは消えています。
(直した紙面の画像)PDF はこちらです。
うまくいかないときは紙面のどこがどう困るかを言えば伝わります。 「詰めて」「収めて」「揃えて」「1頁に入れて」——CSS の名前を覚える必要はありません。
どこまでの分量なら通るか
共有の設備なので、一件が長く占有しないように蓋をしてあります。 本一冊を丸ごと、という使い方には向きません。
- 1回の組版
- 30秒・200頁・32MiBまで。超えるとそこで打ち切られます。 長いものは章ごとに分けて頼んでください。
- 1回に渡せる原稿
- 8MiBまで(画像を埋め込むとここに効いてきます)。
- 続けて頼むとき
- 同時に走るのは2件、1分あたり30件まで。 AIが「混んでいる」と言ったら少し待ってください。
仕組み(気になる方へ)
AIに見えている道具は6つです。
convert(組んで PDF・SVG・PNG・JPEG にする。出来上がりそのものを返す)、
preview(指定の頁を画像にして返す。AIが紙面を見るための目)、
page_text(どの文字がどの頁のどこに来たかを座標つきで返す)、
check_css(その CSS 宣言を解釈できるかを答える)、
list_fonts(使える書体)、
list_properties(入出力プロパティ)。
断られる頼み方があるのは、この口が公開されていて認証がないためです。
主文書の url・path、出力先の outputPath は受け取らず、
文書の中から file: や http: の資源も取りに行きません
(2814 Access to resource … denied. の警告が付いて、その資源だけが欠けます)。
サーバーの中のものは何も出ませんし、サーバーを踏み台にして
他所へ取りに行かせることもできません。
道具の説明(スキーマ)には url や outputPath が載ったままなので、
AIが一度それを試して断られることがあります。
そのときは上の「通らない頼み方」の言い換えを伝えてください。
ご利用にあたって
無料で誰もが使う共有の設備のため、常時の稼働も変換結果も保証しません。 本サービスの利用によって生じた損害は補償しません。
成果物は応答で返してその場で消すので、WEBツール のように「URLを知っていれば誰でも取得できる場所」には置きません。 とはいえ文書の中身はこのサーバーを通ります。秘密の文書には使わないでください。
自社の設備で動かしたい場合や、無保証では困る場合は、 製品版 Copper PDF を利用してください。 プログラムから直接呼ぶ方法は利用方法にあります。