cti.li

原稿から
自分の本を作る

Word などで書いた原稿があれば、技術の知識が無くても、紙の本と同じ形の電子書籍を作れます。手間のかかる作業は、パソコンの AI アプリ(Claude〈クロード〉や ChatGPT)がします。本の頁に整える作業(組版)は cti.li が受け持ち、写真や図も、縦書きもふりがな(ルビ)も、きちんと並べます。

できた本は、ブラウザで本のようにめくって読めます。発表のスライドにしたり、印刷所に出すファイル(PDF)にしたり、JINKEN.TV 電子書籍で公開したりもできます。

cti.li は無料で、登録も要りません。AI アプリは契約が要ります(Claude の Pro プランで月 20 ドル、3,000 円ほど。クレジットカードで払い、いつでもやめられます)。

こんな本ができます

どちらも、原稿を AI アプリに渡して作った見本です。押すと、本を読む画面で開きます。

AI が作った見本の本『わたしの歩み』。縦書きの文庫本で、右に表紙、左に写真の入った章の頁が二つ並ぶ

自分史(縦書きの文庫本)

Word の自分史(写真 2 枚入り)を渡し、「縦書きの文庫本にしてください。写真も入れてください。」と頼みました。表紙・扉・目次・奥付まで、8 分ほどでできました。

AI が作った見本の本『わが町の防災』。左は本の頁で、写真とグラフが横長の枠のスライドとして入り、その後に説明の文が続く。右は同じグラフのスライドを発表の形で大きく出したもの

講演の本とスライド(横書きの A5 判)

町内会の講座の原稿(写真・グラフ・地図・表入り)を渡し、「発表に使うスライドと、その説明の本にしてください。」と頼みました。写真やグラフは、スライドがそのまま本の図になっています。10 分ほどでできました。

見本の原稿は、この見本のために作った架空のものです。作るのに使った AI アプリは Claude です。

本ができるまで

要るのは、パソコン(Windows か Mac)と AI アプリの契約です。はじめての方は、準備から本ができるまで 1 時間ほどみてください。

  1. AI アプリを用意する(最初の一度だけ)

    AI アプリ(Claude)に登録して契約し、パソコンにアプリを入れます。

    用意のしかた →
  2. 原稿と、写真や図を用意する

    Word かテキストの原稿と、入れたい写真や図(グラフ・地図など)を、フォルダに入れます。Word の原稿に貼ってある写真や図は、そのまま使えます。青空文庫の作品を本にするなら、原稿は要りません。

  3. AI アプリに頼む

    作り方の頁にある文をコピーして AI アプリに貼り付け、どんな本にしたいかを書き足して送ります。あとは AI が cti.li の手順書を読んで作業し、見本の頁を見ながら直して、電子書籍のファイル(EPUB)に仕上げます。

    作り方の手順 →
  4. 読んで確かめる

    できた本を、cti.li の本を読む画面(読み器)で開きます。直したいところは、AI アプリに「〜を直してください」と頼めます。

  5. 公開する(しなくてもかまいません)

    JINKEN.TV の会員なら、JINKEN.TV 電子書籍(示現舎の電子書籍の売り場)で無料で公開できます。公開しなければ、本は自分のパソコンの中だけにあります。

    公開のしかた →

原稿と本の扱い: できた本(book.epub)は、自分のパソコンのフォルダに残ります。作る途中で、原稿は AI の会社(Claude なら Anthropic〈アンソロピック〉、ChatGPT なら OpenAI〈オープンエーアイ〉)と cti.li に送られます。cti.li は本の形に整えるのに使うだけで、残しません。本を読む画面に開いた本も、開いた本人だけが読め、画面の側の写しは 24 時間で消えます(手元の book.epub はそのまま残ります)。

できた本は

本の形で読む

本のように頁をめくって読みます。本の大きさ(判型)・文字の大きさ・縦書き/横書きを選び直すと、頁がまるごと組み直されます。アプリは要らず、スマートフォンでも読めます。

本を読む画面を開く →

スライドで発表する

本に入れたスライドだけを、1 枚ずつ画面いっぱいに出します。話したあとは、聞いた人に同じ本を渡せます。

くわしく →

印刷所に出す

同じ形のまま、印刷所に入稿できるファイル(PDF/X)にします。Amazon のペーパーバック(KDP)の大きさでも組めます。

PDF にする →

スライドにして発表する

横書きの本には、発表に使うスライドを入れられます。本の中ではスライドが横長(16:9)の枠で入り、そのまま本の図になります。後に続く本文が、その説明です。

本を読む画面で「スライド」を押すと、スライドだけを 1 枚ずつ画面いっぱいに出します。プレゼン用のリモコンでも送れます。インターネットにつながらない会場のために、1 つのファイル(HTML)に保存しておくこともできます。

AI アプリには「講演の原稿を、発表に使うスライドと、その説明の本にしてください。」のように頼みます。

スライドの見本。「本ができるまで」の題の下に、原稿と写真・図、AI が組む、読む・見せるの 3 つの箱が矢印でつながっている
ここから下は、くわしい方へ(ほかの使い方・組版の見本・CSS・Copper PDF)

ほかの使い方

記事を本にして読む

ウェブの記事や EPUB を、縦書きか横書きの本に組んで画面で読みます。Wikipedia、note、青空文庫などで使えます。

開く →

PDF にする

HTML、テキスト、画像、EPUB、ウェブページを PDF にします。トンボを付けた入稿用の PDF(PDF/X-1a・X-3・X-4)も作れます。

変換する →

チャットで PDF を作る

claude.ai や ChatGPT に cti.li を追加すると、チャットで頼んだ文書を AI が書き、cti.li が組んで PDF にします。

チャットで使う →

プログラムから使う

Java、PHP、Python、Node.js などのプログラムから、Copper PDF の組版を呼び出せます。

開発者向けの説明 →

組版の見本

どれも HTML と CSS で書いた原稿を、cti.li で組んだ頁です(AI が作る本も、中身は HTML と CSS です)。原稿を開いたり、同じものをその場で PDF にしたりできます。

縦組みの本の見本。新書判で、ルビ、柱とノンブルがある

縦組みの本

新書判・縦組み・ルビ。本文は芥川龍之介『蜘蛛の糸』(青空文庫)。

中国語(繁体字)の縦組みの見本。A5 判で、句読点を字の真ん中に置いている

中国語(繁体字)の縦組み

A5・縦組み。句読点を字の真ん中に置く台湾の組み方。本文は陶淵明『桃花源記』。

韓国語の詩集の見本。A5 判の横組みで、詩と説明の文、柱とノンブルがある

韓国語の詩集

A5・横組み。語の切れ目で折り返す。詩は金素月「진달래꽃(つつじの花)」。

英語の記事の見本。A4 の 2 段組みで、飾りの頭文字と脚注がある

英語の記事

A4・2 段組み。飾りの頭文字、ハイフネーション、脚注。

報告書の見本。A4 の 2 段組みで、段をまたぐ図、脚注、柱とノンブルがある

報告書

A4・2 段組み。段をまたぐ図、脚注、柱とノンブル。

ポスターの見本。CSS のグリッドで升目を作り、縦書き、段組み、表、多言語、図を並べている

ポスター

A4・CSS のグリッド。縦中横、圏点、表、SVG の図、和欧混植。

組版でできること

どれも原稿の CSS に書く指定で決まります。

頁の大きさと余白
A4・B5・新書判など、どの大きさでも組めます。左右の頁で余白を変えることもできます。
@page
柱とノンブル
頁の上下に、題や節の名前、頁番号を入れます。節が変われば柱も変わります。
string-set・counter(page)
段組み
段の数、段の間の幅と罫を決めます。図や見出しは段をまたいで置けます。
column-count・column-span
脚注
注を付けた行と同じ頁の下へ送ります。
float: footnote
目次と相互参照
目次や「○頁を見よ」の頁番号は、組み上がった頁から数えて入ります。
target-counter()
図版の配置
図を頁の上や下へ送り、本文の流れを止めません。
float: top・bottom
改頁の決まり
見出しだけを頁の終わりに残さず、段落の一行だけを離しません。右の頁から始めることもできます。
break-before・widows・orphans
縦書き
ルビ、縦中横、圏点。句読点や括弧は縦組みの決まりで置きます。
writing-mode・ruby
欧文の組版
ハイフネーション、飾りの頭文字、OpenType の字形を使えます。
hyphens・::first-letter
グリッドとフレックス
チラシやポスターのような、升目を使った組み方もできます。
display: grid・flex
PDF のしおり
見出しから PDF のしおりを作ります。
bookmark-level
入稿用の PDF
PDF/X-1a(カラー)・X-3(モノクロ)・X-4 を選べます。X-1a と X-3 の色の基準は Japan Color 2001 Coated。トンボを付けた PDF や、Amazon のペーパーバック(KDP)の判型の本文も作れます。
変換の指定

ほかのサイトから使う

cti.li を開かなくても、表示中のページを本にできます。

URL の前に cti.li/r/ を付ける

スマートフォンでも使えます。

cti.li/r/https://ja.wikipedia.org/wiki/活版印刷

ブックマークに登録する

登録したブックマークを開くと、表示中のページが本になります。

登録方法 →

サイトに「本で読む」ボタンを置く

ブログなどに貼ると、読者が記事を本の形で読めます。

貼り方 →

Copper PDF について

cti.li の組版には、座間ソフトの組版エンジン Copper PDF を使っています。このページに並べた機能は、どれも Copper PDF のものです。

Copper PDF はプログラムからも使えます(Java、PHP、Python、Node.js など)。開発者向けの説明をご覧ください。

copper-pdf.com →

ご利用にあたって

  • 無料で公開している共用のサービスです。常に動作することや、変換結果の正確さは保証しません。サービスの利用で生じた損害は補償しません。
  • 変換した PDF は、URL を知っていれば誰でも開けます。24 時間後に削除します。他人に見られて困る文書には使わないでください。
  • 自社のサーバーで使いたい場合や、保証が必要な場合は、製品版の Copper PDF をご利用ください。